《名所》東中野の人気スポット「ポレポレ東中野」とは!?
こんにちは。
石想居スタッフの石麻呂です。
今回は、東中野駅の西口から徒歩1分、ドキュメンタリー映画の聖地、インディーズ映画の登竜門として圧倒的な個性を放つこの映画館の、歩んできた歴史やゆかりのある著名人、そしてその魅力についてご紹介します。
1. ゆっくり、ゆっくり刻んできたポレポレ東中野の歴史
ポレポレとはスワヒリ語で「ゆっくり、ゆっくり」という意味。その名の通り、時代の流行に流されず、映画とじっくり向き合うスタンスを象徴しています。
始まりは「BOX東中野」から
ポレポレの歴史は、1994年にオープンした、BOX東中野という映画館からスタートしました。当時から独自のラインナップで映画ファンに愛されていましたが、2003年4月に一度、惜しまれつつも閉館してしまいます。
「ポレポレ東中野」としての再出発
しかし !閉館からわずか5ヶ月後の2003年、ポレポレタイムス社が運営を引き継ぎ、ポレポレ東中野として奇跡の再オープンを果たしました。
2. 劇場のこだわり !天井の高さと「見やすさ」の秘密
地下へと続く階段を降りて劇場に入ると、その天井の高さと空間の開放感に驚かされます !
一人当りのスクリーン面積が日本一の映画館
天井を高くするために地下深く掘り下げて作られました。客席は階段状になっており、前の人の頭がスクリーンを遮ることがありません。
後方には大きなガラス窓の映写室があり、コンパクトながらも最高の環境で映画を楽しめる設計になっています。
3. ポレポレ東中野にゆかりのある著名人
ポレポレ東中野は、映画監督や作家、表現者たちが集う場所でもあります。ポレポレを語る上で欠かせない著名人たちをご紹介します。
本橋成一(写真家・映画監督)
ポレポレ東中野の“生みの親”であり、劇場のアイデンティティを築いた人物。チェルノブイリ原子力発電所の事故後の村に暮らす人々を追ったドキュメンタリー映画『アレクセイと泉』(2002年)などの監督として知られます。「ゆっくり、ゆっくり」という精神は、本橋氏の人間や社会を見つめる温かな眼差しそのものです。
荒戸源次郎(映画プロデューサー・監督)
ポレポレ東中野としての再オープン直後、劇場を軌道に乗せるきっかけを作ったのが荒戸監督です。こけら落としとして上映された監督作『赤目四十八瀧心中未遂』(2003年)では、翌年の春まで約半年間、ほぼ毎週トークイベントを開催。この「作り手と観客が直接言葉を交わすスタイル」は、現在の劇場の大きな特徴となりました。
羽田澄子(映画監督)
日本を代表する女性ドキュメンタリー映画監督の先駆者。近年も、片岡仁左衛門丈を追った10時間超の超大作『歌舞伎役者十三代目片岡仁左衛門』などの特集上映が組まれるなど、劇場とは深い繋がりがあります。ポレポレ東中野は、こうした巨匠たちの貴重な記録映画を、次世代へ繋ぐ架け橋としての役割も担っています。
4. 映画の余韻に浸る「Space & Cafe ポレポレ坐」
映画館のあるビルの1階には、Space & Cafe ポレポレ坐があります。
おいしいコーヒーや食事を楽しみながら、トークイベントやアコースティックライブ、ミニ上映会などが開かれるオルタナティブな空間です。
映画を観終えたあと、ここでじっくりと作品の余韻に浸り、感想を語り合う時間は、ポレポレ東中野ならではの贅沢な時間です。
編集後記
ただの映画館ではない、思考を揺さぶる場所だった!
流行の映画を放映するのではなく、自分たちの価値観が揺さぶられるような、社会の深部に光を当てた作品に出会える場所、それが「ポレポレ東中野」です。
都会の喧騒を離れ、東中野でゆっくり、ゆっくり、映画の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
施設名:ポレポレ東中野
所在地:東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下
アクセス:JR総武線「東中野駅」西口・都営大江戸線「東中野駅」A1出口より徒歩1分
0120-148-079
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